MV AGUSTA ONLY ONE SHOP

F3-675SerieOroですが、、、


いよいよベストシーズン到来ですね!!!

革ジャンが似合う季節になってきました。

 

さて、本日はこちら!

2021-09-03 18.28.29

先日、F3の記事を掲載致しました。なかなかの反響があり、お問い合わせが

増えました。その中で、「F3-675SerieOro」はどういった

スペック、位置づけなのですか?というご質問が複数有りました。

以下に当時のご案内を掲載致しましたので、ご興味ある方は長文ですが、

ぜひご覧下さいませ。

 

「2010年のミラノショーにおいて、MVアグスタはまったくの新開発のマシン“F3”の
 
存在を明らかにしました。それは、流麗なスタイルに675㏄の並列3気筒エンジンを
 
包み込んだ軽量コンパクトなスーパースポーツとしてヴェールを脱ぎ、世界中の
 
エンスージャストから称讃の声を集めたのです。

しかし、それだけではありませんでした。MVアグスタは、そんなF3に特別なモデル

“セリエ・オロ”を用意。世界でわずか200台という限定生産ながら、スタンダードの

F3に先駆けて、2012年の春からデリバリーを開始したのです。

“セリエ・オロ(=ゴールド・シリーズ)”という名は、MVアグスタファンならずとも

格別な響きを持っていることでしょう。

そもそもその名は、1999年にわずか300台のみ製造された初代F4に与えられたもの

であり華麗な復活を果たした現在のMVアグスタの象徴とも言うべき存在だからです。

もちろん、あの頃の衝撃同様、F3セリエ・オロもまた、その名にふさわしい輝きを

放っています。ゴールドに塗られたフレームピボットプレートやシングルサイド

スイングアーム、アルミニウム鍛造ホイールにはじまり、オーリンズ製前後

サスペンション、ブレンボ製ラジアルマウント・モノブロックキャリパー、

アジャスタブルのライディングステップ、アルカンターラ・シートなど、

きらびやかなで上質な装備の数々を見れば、それは誰の目にも明らかです。

この他、マシニング加工されたフレームピボットプレートやクラッチカバー、

それにアルミニウムから削り出されたオルタネーターカバーといったパーツも

セリエ・オロのオーナーのみが愛でることのできるボディワークなのです。

こうしたこだわりはさらに細部にまでおよび、インテーク&アウトレットエアダクト

DID製ゴールドメッキチェーン、そして限定生産の証でもあるシリアルナンバー

プレートなど、どこを切り取っても所有欲を満たしてくれるに違いありません。

極めつけは、職人の手によって一本一本丁寧にTIG溶接されたクロムモリブデン鋼製
 
のトレリスフレームでしょう。これは、その製法もさることながら、素材からして
 
スタンダードモデルと異なるもので、セリエ・オロだからこそ成し得たまさに究極の
 
機能美なのです。

このように、“走る宝石”そのものといったF3セリエ・オロですが、実際の

パフォーマンスもそれにふさわしい仕上がりを持つことは言うまでもありません。

3気筒エンジンだからこそ実現できた独特のサウンドは、アイドリング時から他の

いかなるモデルとも一線を画し、まさに咆哮ともいえる力強さで周囲を圧倒。

走り始めてもその印象が裏切られることはなく、ミドルクラスの超高回転エンジン

にありがちなトルクの細さなど、まったく感じさせないままどこまでも車速を

伸ばしていくのです。

運動性を優先し、極限までコンパクトに仕上げられた車体は、ライド・バイ・

ワイヤーによってコントロールされるスロットルに即座に反応し、どんなスピード域

からでも思いのままの加速力を手に入れることができます。同時に、3気筒特有の

爆発間隔の広さがもたらすリヤタイヤの接地感、つまりトラクションの本当の意味を

ライダーは体感するに違いありません。

そしてその先、つまりコーナリングにこそ、このマシンの真骨頂があります。

逆回転クランクというF3ならではの機構によって、車体前後のピッチングを最小限に

まで抑制。その車体の動きは、まるで浮遊しているかのように軽快で、

右へ左へと意のままに車体を旋回させることができる様は、いかなるライバルの

追随も許しません。しなやかな足回りによってもたらされるリーンの鋭さは、

機動性を追求したレーシングマシンさながらで、それでいてフルバンク時には

レールの上を走っているかのような安定感を発揮。車体を弾丸のように

突き進めるのです。このような確かな基本設計に加え、ライディングを完璧に

サポートする精度の高いトラクションコントロールと適切なマッピングモードと

いった最新電子デバイスの装備も忘れてはいません。心ゆくまでコーナーを満喫

できるライトウェイトスポーツとして、ライダーをかつてない世界へいざなって

くれることを約束します。

MVアグスタは、モーターサイクル史上に大きな金字塔を幾度となく打ち立てて

きました。このF3セリエ・オロもまた、新たな伝説の一翼を担い、歴史的な一台

として後世に語り継がれることでしょう。」


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